Enviromental Protection
省エネルギー対策
当社では、限りある資源を大切に使うため、省エネに取り組んでいます。
電力使用量の削減
当社では、社員一人一人が積極的に省エネ対策に取り組みました。
その結果、大幅な電力使用量の削減に成功しました。
対策例
電力使用量のコントロール
電力使用量の管理をするため、デマンド管理装置(デマンドコントローラー)を利用しています。
一日の中で使用量の多い時間、少ない時間を把握できるため、効率的な電力使用の計画を立て、実行することができます。
デマンド管理装置
(デマンドコントローラー)とは
電力使用量を計測、監視するための装置。
30分単位で、あらかじめ設定した電力使用量を超えそうな場合にはブザーで知らせます。
洗浄工程の廃止
切削時に切削油を使わない加工(ドライ加工)に切り替えることで、切削後の洗浄工程が不要になりました。
そのため、洗浄時に使われていた、環境や人体に有害な薬剤を使わなくなり、環境負荷低減、工程のスリム化によるコストダウンとスピードアップが可能となりました。
CO2排出量削減
これまで溶接時に使用していたアセチレンガスを、CO2排出量の少ない水素エチレンガスに切り替え、CO2削減に努めています。
リユース、リサイクル
貴重な地球資源を無駄にしないよう、端材や古紙、廃棄物は適切に分別・回収を行っています。例えば、社内用の印刷の場合は用紙の両面を使う、コピー用紙はリサイクル製品を購入するなどして、環境に配慮した活動を行っています。
エコアクション21 CO2削減プログラム
(通称:Eco-CRIP)
当社は、環境省から派遣された専門家による研修を受け、事業活動のなかに省エネルギーなどの環境配慮の視点を組み込むことを目的とした「エコアクション21 CO2削減プログラム」に参加しました。
Interview
部門担当者が仕事にかける想いや夢を語ります。
お名前と取り組みの内容について教えてください。
原田:原田です。省エネ対策を担当しています。
省エネを始めた理由は、会社の電気代がどんどん増え、このままではいけないと考えたからです。
まずは無料省エネ診断(省エネルギーセンター)を受け、その後、会社全体で省エネに取り組むことを決めて本格的に活動を始めました。
具体的な対策については各部門の自主性に任せました。
取り組みを始めて、電気料金の中身がよく理解できましたし、全員が積極的に取り組んでくれたおかげで、電気代だけでも年間100万円以上のコスト削減につながりました。
省エネは自社のお金を節約するだけでなく、地球規模で環境負荷低減に貢献できる事を社員に知らせ、現在も継続して取り組んでいます。
担当者として気をつけていることは何ですか?
原田:取り組みに際して注意したのは、指示やおしつけでなく、全員のやる気と自主性に任せていくということでした。
結果、現在までの持続につながっていると考えています。
只、マンネリにならないように、毎月必ず社員全員に結果を報告して、省エネが実行できていることを知らせるようにしています。
担当者としてやりがいを感じる瞬間を教えてください。
原田:電気料金や電気使用量のお知らせを毎月見るのが楽しみです。
また、活動を続けることで社員に環境やエネルギーについて理解を深めてもらい、更なる社会貢献へと繋がっていくと嬉しいなと思います。
心に残っているエピソードはありますか?
原田:初めて電気使用量の管理装置(デマンド管理装置)を入れた2014年の夏のことです。
まずは電気使用量の目標値を低めに設定しました。
エアコンのスイッチを入れる時間を各部門毎にずらし、サマータイム(早番制)を導入することで急な電気使用量の上昇をおさえる計画を立てました。
結果、最初のうちは1日に何度も目標値を超えそうになり、その度にピーピーと警告音を鳴らすので、対応に追われてバタバタしましたが、エアコンのスイッチを入れてから30分ほどは電気使用量がぐんと上がることや、早番制をやるべき部門とそうではない部門があるという事など、色々なことがわかりました。
その後も、部門によっては一年を通して早番制を取り入れて効率化を図ったり、エアコンをしっかり稼動していても電気料金を低く抑えることができるようになりました。
これからの目標や夢を教えてください。
原田:このままみんなで気持ちよく省エネを継続していくこと。
太陽光など自社で発電設備を持つことができたら嬉しいです。
ホームページをご覧になっている方へメッセージをどうぞ。
原田:省エネは一人の力ではなく、社員全員の力を結集して実行することで初めて成功します。
省エネは結果がお金だけでなく、整理整頓などの5S、作業の効率化などとも直結しているので、わかりやすく取り組みやすいテーマです。
これからもこの活動を更に深く広くしていきたいと考えています。
何かよいアイデアがあればぜひ教えてください。
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休憩時にはよくおやつが出てくるんだよ